あなたの会社が生き残り、発展するために持つべきもの

事業戦略

ー策定の手引きー

 なぜ「事業戦略」が必要なのか?

皆さんの会社にビジョンとミッションはありますか?
「ビジョン」とは、会社として「どのような存在になりたいのか」、「どのようにして輝きたいのか」を従業員、お客様、社会全体にわかりやすく示したものです。
「ミッション」とは、ビジョンを実現するために、会社として「どのように社会に貢献するか(なにを行動するか)」、「なぜこの事業をやるのか」を示したものです。

「ビジョン」「ミッション」はよく山登りにたとえられます。数ある山からどの山にみんなで登りますか?山の高さは?ルートは?装備は?仲間は?登り切った先にはどんな会社の将来像が見えるのか、チームのみんなの頭の中に映像として浮かぶよう、全員で共有しておくことが重要です。 「山登り」も「新大陸への航海」も様々な困難、想定外のことにぶち当たることもあるでしょう。道に迷うかもしれません。そんなとき立ち戻るよりどころとなるのが「ビジョン」「ミッション」という、ぶれない「軸」です。 「ビジョン」=「なりたい姿」であり、なりたい姿は現在の会社の姿とのギャップがあるからこそ存在します。そして、その現在の姿となりたい姿のギャップを埋めるものが「事業戦略」になります。


企業の声

事業戦略を策定した企業に聞いてみました!

これまでに事業戦略を策定し、実行フェーズに移行している企業を対象にアンケート調査を実施しました。
(令和2年3月末時点、回答数164社) 主な回答結果は以下のとおりです。

事業戦略に取り組んだきっかけは?

目指すべき会社のビジョンを明確にし、現在の取り組みの方向性を再確認したかったから 90社 54.9%
自社を取り巻く状況や環境変化に対応するための新たな事業計画が必要と感じていたから 32社 19.5%
将来への漠然とした不安や危機感を打破したかったから 16社 9.8%
社員や外部関係者(取引先等)に対して貴社としての方向性を示すためのツールにしたかったから 14社 8.5%
その他 12社 7.3%

事業戦略を策定する過程で、自社を取り巻く環境分析を行います。それをふまえて目標や取り組みを設定するので、自信を持って取り組みを進めていくことができます。

事業戦略の策定にあたって苦労したことは?

各種分析や目標・財務の数値化 79社 48.2%
思いや計画の文書化 36社 22.0%
社内での情報共有や調整 26社 15.9%
策定に取り組む時間の捻出 18社 11.0%
その他 5社 3.0%

感覚的に把握しているつもりでも、実際に計画を具体的に落とし込む際に苦労されている様子が窺えます。
当センターでは、専任担当者を置き、必要に応じて支援チームを編成し、サポートいたしますのでご安心ください。

事業戦略の策定に取り組んで良かったことは?

自社を取り巻く状況や課題が明確になり、目指すべき方向性が見えてきた 75社 45.7%
具体的な行動ややるべきことの優先順位が明確になった 49社 29.9%
様々な気づきが得られ、意識改革や社員の意欲向上につながった 24社 14.6%
社長や外部関係者(取引先等)との意思疎通が図られ、目標共有できた 9社 5.5%
その他 7社 4.3%

事業戦略の策定に取り組むことで、課題が明確になり、有効な対策を講じることができます。

当センターが行なっている「事業戦略策定支援」に対する評価

満足 135社 82.3%
ふつう 29社 17.7%
今一つ 0社 0%

80%を超える企業の皆さまに「満足」とご回答いただきましたが、さらなる満足度向上を目指して、この取り組みを進めていきます!