ごあいさつ
 高知県では、県経済を根本から元気にするためのトータルプラン「高知県産業振興計画」のもと、毎年度バージョンアップを行いながら、官民一体となった取り組みを進めています。
 計画の大きな柱である「ものづくりの地産地消」と「地産外商」を積極的に進めるため、公益財団法人高知県産業振興センター内に設置した「ものづくり地産地消・外商センター」において、「ものづくり」に挑戦する企業の相談にワンストップで対応するほか、企業ごとに専任担当者を配置し、アイデア段階から試作開発、海外市場を含めた販路開拓まで一貫したサポートを行っています。
 本年度からは企業の経営ビジョンを実現する事業戦略の策定・磨き上げからその実行までのサポートをスタートさせています。
 また本年4月には外商を力強く進めるため、新たに東京営業本部を設置、体制も強化し、名古屋・大販に駐在する外商コーデイネーターとも連携しながら、新たな商談先の開拓や企業・自治体への同行訪間を行うなど、高知発の「ものづくり」を全力でサポートしています。
 このようなサポートとあわせて、高知発の優れた技術や製品を県内外の皆様に広く知っていただく場としてスタートした「ものづくり総合技術展」も今年で第5回を迎えることとなりました。
 今年の「ものづくり総合技術展」では、過去最多の県内131のものづくり企業・団体の自慢の技術や製品をご紹介させていただきます。
 この展示会が、高知発の「ものづくり」への理解を深め、さらなる取引の拡大や新たな事業展開につながっていくとともに、また学生の皆様には、将来の進路として県内企業を考えていただくきっかけになることを願っております。
 結びに、開催にあたり、多大なご支援、ご協力をいただきました出展者をはじめ関係の皆様方に心からお礼申し上げます。
高知県知事
尾﨑 正直
  
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